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【武田薬品工業】「はしか予防接種グローバル展開プログラム」10億円寄付

      2017/05/21

武田薬品工業は、国連財団による「はしか予防接種のグローバル展開プログラム」を単独で支援する。本プログラムは、国連財団のワクチン接種推進キャンペーン「Shot@Life」と連動して行われるもので、アフリカ、アジア、ラテンアメリカなど途上国約40ヵ国において、10年間で540万人以上の子どもたちにはしかワクチンを接種することを目指す。武田薬品工業は、本プログラムの実施にあたり、国連財団に対して10億円を寄付した。
はしかは伝染力の高い疾患の一つであり、ワクチンによって救える可能性があるにもかかわらず、WHOによると年間11万5千人の世界の子どもたちが亡くなっており、そのほとんどが、ワクチン接種が困難な低所得国で発生している。武田薬品工業は、国連財団と連携し、2016年から2026年の10年間で、540万人以上の子どもたちに対して、はしかワクチンを提供する活動を支援する。また、国連財団から、武田薬品工業の従業員に対して、ワクチンや予防接種に関する講習を受ける機会や現地視察などの機会が提供される。
武田薬品工業は、ワクチンを重点領域の一つに位置づけ、世界の公衆衛生における最も重要な課題に対するワクチンの開発、販売に取り組んでいる。日本では70年にわたりワクチンビジネスを展開しており、本プログラムは武田薬品工業の事業と高い親和性を有している。人々の「いのち」に携わる製薬企業として、優れた医薬品の創出を通じて人々の健康と医療の未来に貢献するとともに、医薬品の提供だけでは十分にサポートしきれない患者さんやそのご家族への支援を通じて、引き続き社会に貢献していくとしている。
武田薬品工業コーポレート・コミュニケーションズ&パブリックアフェアーズ オフィサーの平手晴彦氏は、「当社単独支援による国連財団の本プログラムを通じて、途上国における5百万人以上の子どもたちにはしかワクチンを提供できることを、大変嬉しく思います。当社は、デング熱、ノロウイルス、ポリオ、ジカ熱など、ワクチンが関連するグローバルヘルスの強化および新興感染症対策への取り組みに注力しており、CSR活動においても“途上国・新興国の人々の健康に貢献する予防活動”を重点テーマとしています。今回のはしかワクチンに関する支援も、そうした世界中の人々の健康に貢献するという当社の想いが形になったものです」と述べている。

国連財団による「はしか予防接種のグローバル展開プログラム」への10億円の単独寄付について | ニュースリリース | ニュースルーム | 武田薬品工業株式会社

(発表日:2016/11/02)

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