近畿大学と豊田通商が学生交流・学術交流促進に向けた覚書を締結
近畿大学と豊田通商および豊田通商ロシアは、在ロシア教育機関との学生交流・学術交流促進に向けた覚書を締結した。これにともない、近畿大学が豊田通商ロシア内にロシアでの拠点となる「近大プロジェクトモスクワ事務所」を開設した。
<本件のポイント>
●在ロシア教育機関との学生交流・学術交流促進に向けた覚書を締結
●近畿大学がロシアでの拠点「近大プロジェクトモスクワ事務所」を開設
●日露間の人的交流を促進するとともに、学生の留学・インターンシップ活動を支援
<本件の概要>
近畿大学は、2016年4月の国際学部開設を機に、世界各国の大学と協定締結を進めており、同年11月にはロシア連邦のM.V.ロモノーソフ・モスクワ国立総合大学(モスクワ大学)と学生交流協定および学術交流に関する覚書を締結した。これは、日本政府が提唱する「ロシアの生活環境大国、産業・経済の革新のための協力プラン」に沿ったものであり、両大学の学生間交流だけでなく、ロシアが求める人材ニーズを捉え、教育プログラムに基づいた日露人的交流の促進にも貢献するもの。
一方、豊田通商は、1972年にソビエト連邦にモスクワ事務所を開設して以降、化学品や自動車部品をはじめ、自動車ディーラー、工作・産業機械の取り扱いまでさまざまな事業を行っている。
今回の覚書締結によって、近畿大学が豊田通商ロシア内に「近大プロジェクトモスクワ事務所」を設置し、これまで以上に日露間の人的交流を促進させるとともに、近畿大学生のロシア留学やインターンシップ活動などに向けた支援を推進する。