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【武田薬品工業】JICAが武田薬品工業の医薬品アクセスへの取り組みを支援

   

武田薬品工業の、ケニアにおける医薬品アクセス(Access to Medicines)改善に向けた事業の実施計画が、独立行政法人国際協力機構(JICA)の官民パートナーシッププログラムである「協力準備調査(BOPビジネス連携促進)」の対象事業として採択された。
武田薬品工業のAccess to MedicinesのGlobal HeadであるIsabel Torres氏は、「当社の医薬品アクセスへの取り組みがJICAからの支援対象となったことを大変嬉しく思います。サブサハラ諸国では、医療施設の不足、不十分なインフラの整備、輸送手段の未整備などの複合的要因により、医薬品アクセスを改善することが喫緊の課題とされています。当社は、JICAを含む複数のパートナーシップを通じてこのような医薬品アクセスへの障壁の克服に取り組んでまいります」と述べている。
今回の協力準備調査は、サブサハラ諸国の患者の医薬品へのアクセスを向上させるための活動に先駆けて現地の非感染性疾患の患者の所得レベルを調査し、患者の所得レベルに応じた適正な医療費を検討するために行うもの。本調査は2016年10月より2017年3月にかけて行う予定。なお、本活動は、このたび開所した武田薬品工業のナイロビオフィスを拠点に展開する。今回の協力準備調査では、主にケニアの非感染性疾患の患者の所得レベルに関する実地調査を行い、適正な医療費の負担額を把握したうえで、武田薬品工業の革新的医薬品の供給に向けた患者支援プログラムの適正化をはかる。

官民パートナーシップの一環として、独立行政法人国際協力機構(JICA)が当社の医薬品アクセスへの取り組みを支援 | ニュースリリース | ニュースルーム | 武田薬品工業株式会社

(発表日:2016/09/09)

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