【東レ】熊本城石垣崩落防止工事で「KIKKONET®」活用
2016年4月熊本県で発生した熊本地震により多大な被害が出たことは記憶に新しい。
熊本県の象徴でもある熊本城の屋根瓦が落ち、石垣が崩落した。熊本城周辺は、石垣が崩落し道路をふさいでいたため通行止めとなっていたが、石の撤去と崩落防止の工事が終わったことから、2016年8月1日に約3カ月半ぶりに規制が解除されることとなった。
その石垣崩落防止に、東レ・モノフィラメントが製造・販売するポリエステル・モノフィラメントを使用し、粕谷製網(株)が開発した「KIKKONET®」が採用されることになった。「KIKKONET®」はポリエステル・モノフィラメントを特殊結束し亀甲形網地とした樹脂製ネット。
本製品は軽量、さびないなどのメリットがあり、金属代替品として当初は「養殖用生簀(いけす)」からスタートし、現在「落石防護ネット」などの土木用途へ展開が進んでいる。
CSRニュース | TORAY
(発表日:2016/10/28)
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防災まちづくり、防犯 東レ