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【大日本印刷】2015年度活動報告:ハード・ソフト両面から中枢機能確保を強化

   

DNPは、新しい価値を創造していく拠点とすべく、本社がある東京・市谷地区の再開発を2010年から進めている。2015年には、地上25階/地下4階のDNP市谷加賀町ビルが完成した。
このビルは、大規模地震発生時にもDNPグループ全体の中枢機能を担うため、最新の防災システムが取り入れられている。建物は免震構造となっており、床や壁には、揺れを制御するダンパーが組み込まれている。非常用発電機やコジェネ発電機により電力を確保し、市谷地区全体で熱源や電力を効率良く活用し、融通するスマートグリッドを採用した。食料や飲料水などの備蓄品は防災倉庫に完備し、一時滞在に備えている。
また、入居する社員の防災力を高めるため、2016年3月、大規模防災訓練を実施し、約3,500名の社員が全業務を停止して参加した。低層階から出火したとの想定で、発見・通報・初期消火の一連の活動を行い、25階層全館から階段を使って避難した。

【2015年度活動報告】ハード・ソフト両面から中枢機能確保を強化 | DNP 大日本印刷株式会社

(発表日:2016/07/05)

 - 防災まちづくり、防犯