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【イオン】イオンワンパーセントクラブ、「日中高校生交流事業」 を実施

   

公益財団法人イオンワンパーセントクラブは、7月11日(月)から、中華人民共和国の高校生と日本の高校生が9日間の交流活動を通じて親交を深める「日本中国ティーンエイジ・アンバサダー(高校生交流)事業」を実施する。
イオンワンパーセントクラブは「諸外国との友好親善の促進」を事業目的の1つとして掲げ、1990年より、アジアの国々と日本の高校生が互いの国への訪問を通じて交流する「ティーンエイジ・アンバサダー事業」を実施している。日中間での同事業は、2009年の北京市との交流において、中国政府ならびに両国の参加学生から高い評価を受けたことから、以降、毎年継続して取り組んでいる。今回の交流により、日中間におけるこれまでの累計参加者数は1,050名となり、国境を越えた友好の輪が広がっている。
今年度の交流では、北京市、武漢市、青島市から来日する計70名の高校生が、東京都及び千葉県・大分県・北海道の高校生計70名とともに、“ティーンエイジ・アンバサダー(小さな大使)”として、首相官邸・外務省への表敬訪問、中国大使館での質問会などを行う。さらに、東京都及び千葉県、大分県、北海道の3エリアに分かれ、各地での歴史・文化体験や交流活動を通じて、相互理解を深める。
10月には日本の高校生が中国を訪問し、このたびの交流で育まれた友情をいっそう深めます。

不寛容の時代です。究極はテロや戦争です。そこまで至らなくても、イギリスの国民投票では自分の意見の正当性を伝えることよりも、異なる意見を徹底的に攻撃することが喝さいを浴びた結果、対立と嫌悪感が残ってしまいました。この度の参議院選挙がまったく盛り上がらないのも、感情的な他者批判が目立って、理想論がほとんど聞かれないことも理由のひとつではないかと。政治が理想を語らなければ、面白いはずがありません。
人が異なれば、考え方や受け止め方が違うのは当たり前。国や文化を超えればその傾向が強くなるのも当たり前。それをどう受け入れていくか、そのうえで進んでいくか。寛容になるのは相手のためではなく、互いの発展のため。相手やプランを否定・批判するだけでは少なくともビジネスは成り立たないことは、ほとんどのビジネスパーソンならば知っていること。それを学ぶためには、相手を知ることが一番。一番良いのは、異なる文化の中に単身飛び込んで行くことだと思いますが、様々な理由で留学や海外旅行をする若者が減っている現状、このような機会が提供されることは貴重なことだと考えます。日本の若者を、孤島で独自の進化を遂げたガラケーのような存在にしてはいけない。

イオン株式会社
イオン1%クラブ

(発表日:2016/07/07)

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