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【アサヒビール】輸入船舶受入拠点を拡大してケース当たりCO2を削減

   

アサヒビールは、輸入チリワイン市場の拡大を背景に伸長を続ける『サンタ・ヘレナ・アルパカ』の受入拠点を拡大する。
2016年の「アルパカブランドの販売目標は、前年比118.8%の120万ケースを計画しているが、1-9月の販売実績は前年比145.0%の約93万ケースと目標を上回る水準で推移している。販売好調による輸入数量の増加に伴い、8月から博多港での輸入船舶の受入を開始し、10月下旬より出荷を開始する。
本施策により、これまで発生していた関西~博多間のトラック物流が低減され、1ケース当りのCO2排出量もこれまでの0.63kg-CO2/ケースから約4割減の0.37kg- CO2/ケースとなり、2016年では、約41tのCO2排出量を削減する予定。
「アルパカ」は、2012年3月に発売以降、チリから輸入した商品を、東京・横浜港で受入・通関をした後に国内の出荷拠点にトラック物流で在庫補充をしていた。2015年には、ラインナップの拡充や販促強化を図ることで、輸入数量が大きく伸長。これを受け、2015年5月から大阪・神戸港で輸入船舶の受入を開始し、東京~関西間のトラック物流の低減に取組み、1ケース当りのCO2排出量も0.97kg-CO2/ケースから35%減の0.63kg-CO2/ケースとなった。
従前の東京/横浜港、大阪/神戸港に加え、新たに博多港での受け入れ・通関を開始する事で、よりタイムリーな納品と環境負荷の軽減を合わせて実現し、持続可能な事業基盤の構築を推進していく。

ニュースリリース 2016年10月20日|アサヒビール

(発表日:2016/10/20)

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