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【東京海上ホールディングス】グループで3年連続「カーボン・ニュートラル」達成

   

東京海上ホールディングスは、グループ全体(国内・海外)の事業活動において2013年度から2015年度まで3年連続で「カーボン・ニュートラル」を達成した。「カーボン・ニュートラル」とは、事業活動により生じるCO2排出量と、自然エネルギーの利用や排出権取得、マングローブ植林等によるCO2の吸収・固定効果の換算量が等しい状態を指す。
東京海上グループでは、グループ全体(国内・海外)の環境負荷削減とカーボン・ニュートラル実現に向け、これまで(1)省エネ・エネルギー効率化、(2)マングローブ植林によるCO2吸収・固定、(3)グリーン電力等の自然エネルギーの利用、(4)カーボン・クレジット(排出権)の償却、を推進してきた。
マングローブ植林は、東京海上日動が1999年に開始し、2016年3月末までに東南アジア、南アジア、フィジーの9ヶ国で9,474 ヘクタール(100メートル幅で東海道・山陽新幹線沿いに東京駅から新岩国駅までの距離に相当)を実施しているもの。マングローブ植林には、CO2吸収・固定を通じた地球温暖化の防止 ・軽減のほか、生物多様性の保全、沿岸部の津波・高潮被害軽減等の効果がある。
グリーン電力は、米国フィラデルフィア社が、同社の事業活動に伴う年間電気使用量の100%に相当するグリーン電力証書(風力)を購入し、2013年度からネット・ゼロ・エミッション(CO2排出量やエネルギー使用量が正味でゼロとなっている状態)を実現している。
その結果、2015年度のグループ全体の事業活動により生じるCO2排出量を、マングローブ植林および自然エネルギー(グリーン電力証書 )利用によるCO2吸収・固定・削減効で相殺し、2013年度から3年連続で「カーボン・ニュートラル」を実現した。

東京海上ホールディングス – To Be a Good Company –

(発表日:2016/09/30)

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